ファミリーキャンプではカセットコンロを選ぶべき理由～安全装置、安定性、コスパ、カセットコンロの選び方～

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【はじめに】

キャンプでは焚き火や炭火で調理するイメージが強いですが、朝食やお湯を沸かす際などのちょっとした時にはガス火が重宝します。

そこで一番身近にあるガス火とは．．．そう！カセットコンロです！

鍋をするときや災害用として持っている方も多いのではないでしょうか。

でも、
キャンプならシングルバーナーの方がカッコいいし、コンパクトでいいんじゃないの？

確かにキャンプギアはコンパクトであるに越したことはありません。

しかし、今回注目するべきは「ファミリーキャンプ」であるということです。

今回はシングルバーナーとカセットコンロのそれぞれの特徴から、なぜファミリーキャンプにはカセットコンロが適しているのかについて解説していきます。

【カセットコンロ】と【シングルバーナー】の違い

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カセットコンロの最大の特徴は、安全性に優れていることです。

カセットコンロは、本体サイズが大きく、持ち運び難いことがデメリットとして挙げられますが、安全装置が設置されていることが多く、火災などの事故を防ぐことができます。また、家庭内で鍋などのせて使用することを想定しているため、安定性にも優れています。

【カセットコンロの安全装置とは】
ふきこぼれや風などで炎が消えた際、センサーが温度変化を感知して自動的にガスを遮断する「立ち消え安全装置」や、カセットボンベが加熱されて温度が上がり、内部圧力が異常に上昇した際に自動的にガスの供給が止まる「圧力感知安全装置」などがある。
イワタニHP

種類		特徴
シングルバーナー	一体型	コンパクト大きいものを加熱するとボンベが過熱される不安定で転倒する可能性が高い
	分離型	カセットコンロよりはコンパクトボンベの過熱を避けられる一体型に比べ燃費が劣る不安定で転倒する可能性が高い
カセットコンロ		安定力があり、大きい鍋などものせられる安全性に優れており、家でも使える操作方法が簡単本体サイズが大きく、スペースが必要

ガス缶にはCB缶とOD缶の２タイプが存在します。

Cassette Gas Bombe（カセットガスボンベ）
メリットとしては、スーパーやコンビニなど、どこでも売っており、入手しやすく、値段が安いということです。

また、CB缶の使用用途は様々で、カセットコンロだけでなく、ヒーターやランタンなど多様性に長けている燃料です。CB缶を燃料とするギアで統一しておくことで複数の燃料を持つ必要がなく、CB缶を数本持っているだけで燃料切れの心配がありません。

OutDoor（アウトドア）
名前のとおり、アウトドアを目的としたガス缶であり、CBと比べて耐寒性が高く、火力が強いことから、屋外使用でも安定して使用できることが特徴です。

一方でOD缶はアウトドア商品を取り扱っているお店に行かないと購入できないことから、CB缶に比べると入手し難いことがデメリットとして挙げられます。